【体験レポ】日本でHSKを受験しました!(@福岡)

中国語の勉強

大家好♪ まろんです(^^)

中国語を勉強し始めて、半年。

ついに先日、初めてのHSKを受験してきました!

実際に受験した人にしか分からない、

  • 事前に知っておきたい注意点
  • 気になる当日の動き

などについて、レポートしていきたいと思います。

「HSKを受験してみたいけれど、ちょっと不安…。」

と感じているあなたの参考になれば嬉しいです(^^)

1. どこから申し込むの?

HSKを個人で受験する場合、申し込みは公式サイトから行います(→こちら)。

開催地はそのときどきで増減するので、事前にチェックが必要です!

ただし、以下のエリアは受験者数が多いからか、ほぼ毎月のようにHSKの試験が開催されています。

  • 首都圏
  • 関西
  • 愛知

なお、具体的な試験会場の施設名は受験票が送られてくるまで分かりません。

遠方からHSKを受験しに行かれる場合、交通手段や前泊の予約のタイミングには注意が必要です。

2. 試験当日の持ち物とは?

試験当日に絶対忘れてはいけないものは、大きく4つあります。

①受験票

受験票を持参するのを忘れる人はほとんどいないと思いますが、絶対に必要なアイテムです。

また、必ず証明写真を貼るのを忘れないようにしましょう。

(特殊なサイズではないので、インスタントでOKです)

②身分証明書

HSKの試験会場に入る際は、受験票だけでなく身分証明書の提示が必要です。

しかも、写真付きの身分証明書でなくてはなりません。

(運転免許証やパスポートなど)

もし、写真付きの身分証明書を持っていないという場合は、事前に事務局に申請が必要です。

詳細は、申し込み後に事務局から届くメールの指示に従ってください。

(やたら本人確認が厳しいというのも、HSKの特徴ですね…!)

③2B以上の鉛筆(と消しゴム)

HSKの受験ルールでは、筆記用具は2B以上の鉛筆となっています。

(マークシート式だからかな?)

私は日本への一時帰国中の受験だったため、鉛筆を持っておらず、わざわざこのために2Bの鉛筆(と鉛筆削り)を購入しました。

しかし、実際に試験会場に行ってみると、ロケット鉛筆の人もいたし、なんならシャープペンシルを使っている人もいました。

試験監督から注意を受けている様子も特になかったので、筆記用具は案外何でもOKなのかもしれません…。

ただ、何かあったときは自己責任なので、私のように心配性な人は1本くらい鉛筆を持っていた方がよさそうですね。

(ただ、作文のときはちょっと書きづらかった。笑)

④時計

試験会場に時計はありません

当然ながらスマートフォンや携帯電話も使えないので、時計を持参しましょう。

(スマートウォッチもNGだと思うので、Apple Watchユーザーの方はご注意ください!)

3. 気になる当日の流れとは?

ここからは、試験当日の動きをレポートしていきたいと思います。

ちなみに、

  • 試験会場   福岡
  • 受験した級  4級

のケースとなります。

ご参考までに!

試験会場まで

私が受験した回は、会場は福岡日本語学校でした。

博多駅から1駅の場所にありますが、郊外のため駅から会場への道順は分かりやすかったです。

駅でHSKのテキストを持っている人を数人見かけたことも、安心材料でした。

なお、福岡会場だからといって、毎回同じ施設が使われるわけではなさそうです。

以前、九州大学が会場だったという人の話を聞いたこともあります。

試験会場までの道のりには、看板等は特段なかったと思います。

会場となる日本語学校に着くと、入口に「HSK」のロゴが入った貼り紙が貼ってありました。

(結構小さな会場だったため、近くまで行かないと見えませんでした)

不安な方は、まわりにHSKのテキストを持っている人はいないかをチェックし、着いていけば大丈夫ですね(^∇^)

受付

受付は建物の入口ではなく、各教室の前で行われました。

受験番号ごとに教室が振り分けられています。

試験監督に受験票身分証明書を提示し、チェックが終わると教室に入る流れです。

なお、私の試験会場は20人ほどの小さめの教室でした。

他にも2箇所の教室が4級用に用意されていたため、その日の4級受験生はおそらく50〜60m理ほどだったのではと推測されます。

福岡会場は実施頻度が少ないので、「受験生は集中するのかな?」と思っていたのですが、意外と少ない印象でした。

受付を済ませて教室に入った後も、お手洗い等で一旦教室外に出る場合、再入場には受験票と身分証明書の提示が必要です。注意してください。

試験開始まで

教室に入ると、各机に

・注意事項が書かれた紙

・回答用紙

の2枚が置いてあります。

試験監督より、

「試験開始前に、氏名・受験番号等の記入を済ませておいてください。」

とのアナウンスが複数回ありました。

(※このアナウンスは日本語でした)

試験開始時刻〜試験スタートまで

試験開始時刻になると、試験監督が前に立ち、まず事前説明を始めます。

この際の言語はすべて日本語でした。

【確認その1】 携帯電話

試験監督より、携帯電話の電源を切るよう案内があります。

この際、「前後左右の席の人と確認し合ってください」と言われましたが、私の周囲の席の方はそのような素振りを見せなかったので、各自自分のスマホをチェックして終わりました。

【確認その2】 リスニングの音量

続いて、リスニング試験の音量についての確認があります。

私の会場では、教室に設置されているCDプレーヤーから音源を流す仕組みでした。

コロナ禍では窓を開けている時間も少なくなく、普段以上に外の音が気になる場合もあるため、注意してください。

なお、試験終了時刻は一律に決まっているわけではありません

各教室ごとに、すべての事前説明が終わり、リスニング試験がスタートしてから○分後に、

 ・リスニング終了

 ・読解開始

 ・読解終了

 ・作文開始

 ・作文終了

と決まっていきます。

私の試験会場では、リスニング試験開始後少ししてから、その後のタイムテーブルが黒板に書かれていました。

試験が始まると、その後の時間の管理は試験監督の時計を基準に行われます。

はじめに試験監督より「手元の時計では○時○分です」と伝えられますが、自分の時計とは合っていない場合があるので注意が必要です。

(※私は結構時間が違っていました)

試験開始

注意事項の説明が終わると、試験が始まります。

ここからは試験監督も日本語中国語の2ヶ国語で話し始めます。

問題用紙は1冊ずつテープで封がされています。

(※イメージ)

鉛筆などを使って、さっと破ってしまうのが良いそうです。

(まれに、綺麗にシールを剥がそうとして時間をロスする受験生がいるとのこと)

なお、試験中は試験監督が巡回します。

身分証明書は机の上に置いたままにしておかなければなりません。

途中で受験票の半分(切り取れます)が回収されます。

試験終了後

試験が終わると、問題用紙と回答用紙が回収されます。

回収された用紙の枚数確認が終われば、そのまま解散です。

4. 結果はいつ・どのように分かるのか?

HSKの合否を知る方法は2種類あります。

1つめは、試験の約1ヶ月後に発表される「成績照会」

2つめは、試験の約2ヶ月後に発送される「試験成績報告」です。

①成績照会

これは、速報として簡易的にWebサイトから試験結果を見ることができます。

残念ながら、メールで「成績照会がはじまりました」とは連絡は来ません。

「そろそろだな…」と思ったら、こまめにHSKの公式サイトをチェックしましょう。

Webサイトのお知らせ欄には、「第○回の成績照会がはじまりました」と発表されます。

TwitterなどのSNSをやっている方であれば、他の方が受験結果をアップしている様子で気づくと思います。

(私もそうでした!)

②試験成績報告

こちらは、最終的な成績表が郵送で届きます。

成績照会同様、個別に発送通知は来ません。

HSKの公式サイトでのみ発表されます。

1月受験の場合、採点期間が春節休暇(中国の大型連休)とかぶるため、通常より+1週間〜10日程かかると言われています。

(私はたまたま1月受験だったのですが、実際には通常通り、試験の約1ヶ月後に成績照会スタート、約2ヶ月後に試験成績報告発送となっていました。)

5. おわりに

以上が、HSK4級受験レポとなります!

「HSKを受けてみたいけど、ちょっと不安…」

というあなたの参考になれば幸いです(^^)

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